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屋根下地の造り方で、耐久性が変わる(松伏町F様邸)

屋根下地の造り方で耐久性が変わるって考えた事ありますか?

 

木造軸組み在来工法の屋根下地作るには、垂木(たるき)と野地板(のじいた)が必要です。

その垂木は、何の木が良い?

野地板には何が良い?

素材の選定も重要です。

でも、それだけでは不足で、屋根の細部まで素材を選定し、造り方まで考えています。

 

弊社では、2階垂木と野地板を施工します。

1回目の垂木は、ひのき材で幅45mm高さ210mm

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この垂木を施工する一番の理由は、屋根断熱の施工性向上です。

さらに、強度も上がりますね。

この上にある野地板は、構造用合板12mmです。 家の水平構面強度を担保し耐震等級3を実現します。

 

1回目のルーフィングは、ウルト社製のウートップサーモNDプラス

このルーフィングは、透湿性があり高耐久な素材です。

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そして、2回目の垂木は、米松材 幅45mm高さ60mmです。

ここが屋根の通気層になり、家の耐久性を向上させます。

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その上の2回目の野地板は、無垢杉板材12mmとし、先端部(広小舞)には樹脂製の貫を使います。

ガルバリウム鋼板は、とても素晴らしい屋根材ですが、水が廻る可能性がある広小舞には十分な注意が必要で、屋根の仕上げは問題なくても裏側が腐食してしまう事だってあります。

 

その上に貼っている2回目のルーフィングは、改良アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)

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これを過剰だよって、一括してしまう人もいるかもしれません。

でも、30年後、50年後まで考えたら、どうでしょうか?

 

過剰や無駄は、私も嫌いです。

但し、『家』は長いスパンで考えてください。

 

家づくり舎ファミリーでは、50年後・60年後まで考えて、造り方を決めています。

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