2016年 12月
外壁材の『こだわり』
今年も、今日を入れてあと5日になりました。
現在、越谷市で施工中のI様邸工事は年内あと2日間程度工事を行いますが、何とか職人さんの頑張りもあり工程通りに進んでおります。
本当にありがたく感じます。
家づくりを考える上で、外壁は何が良いと決めている人はいらっしゃいますか?
日本で木造住宅を建てる時に一番多く採用されているのが サイディングです。
サイディングを採用する理由は『こだわり』なのでしょうか?
『こだわり』の人もいると思いますが、工務店が進めるから、みんなサイディングだから、昔の家がモルタルでひび割れがひどいから
という理由も多いですよね。
家づくり舎ファミリーでお勧めしている外壁材は、モルタル左官下地にスペイン漆喰仕上げです。
では、この仕様は、『こだわり』に入るのでしょうか?
『こだわり』の基準を作らないとわかりませんよね。
おそらく、『こだわり』の基準を意匠性にする人が過半数だと思います。
漆喰仕上げは、意匠性から考えて『こだわり』なのかもしれません。
しかし、意匠性の『こだわり』だけで仕様を決めてしまう事は危険です。
最初にかかる費用、維持管理でかかる費用、メリットデメリット、住宅計画地の近隣環境などを理解して
プロの意見も考慮し決めてください。
実は、
スペイン漆喰仕上げをお勧めはしてますが、施工した家には、色々な外壁材を採用しています。
振り返ってみると
『こだわり』とは、良いものを使う事ではなく、住む人にとって最良なものを使う事なのかもしれませんね。
設計コンペにて家づくり、ご依頼いただきました!
弊社は「すまいポート21」という、お施主様と建築会社を結びつけるポータルサイトに登録しております。
先日そこで行われた設計コンペにて、弊社も含めて4社が参加し、その中で最終的に弊社を選んでいただきました!
設計コンペの時は、参加各社が同じ情報を与えられ、同時に提案をするという状況です。
毎回、かなりハードでサバイバルな気持ちで臨んでおります。
準優勝では意味がなく、優勝でしか目的を果たせません。
今回選ばれたことはとてもうれしいですし、やりがいも感じております。
プレゼンテーションの練習にはなる、と言いながらも、やはり結果も出していきたいです。
まずはお施主様とお会いして、自己紹介をしながらヒアリングをしていきます。
どんな方なのか?、どんなことを大切にされる方なのか?など色々と感じようとしています。
そしていつもお聞きすることがあります。
「家を手に入れることでどんな夢を叶えたいか?」
前向きでポジティブな希望を家族で共有して明確にしておくことで
より幸せな家づくりが実現していきます。
今回の設計コンペでは提案もさることながら、私たちの人柄も評価していただきました。
本当にありがたいことです。
人柄のようなものは、表現するというよりも感じていただくもの。
これからも自分たちの信念・価値観をぶれずにしっかり持っていきたいです。
来年の春から草加市にて工事を始めてまいります。
また工事状況もご案内していきます。
越谷市弥栄町 構造現場見学会終了しました。
先週の週末、越谷市弥栄町での構造現場見学会が終了しました。
かなり寒く、つめたい風の吹く中、ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます。
今後の家づくりにおいて、なにか参考になることがあったら幸いです。
こちらは現場の残材で作った積み木で遊んでいるお子さんたちです。
積み木にするために結構手間をかけたので、喜んでくれてよかったです。(^^)
ご参加いただいた皆様と話していると、最近はこのような見学会も減ったねという話題になりました。
増してや構造見学会となると、尚更だねといった感じです。
弊社は創業当時から構造・完成とできる限りは地道に見学会を続けてまいりました。
ありのままに正直に、リアルな家づくりをお伝えするのに、一番いい方法だと思っています。
これからも続けてまいります!
なにより、見学会開催をご了承いただいたI様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!
その他、お手伝いいただいたスタッフの皆様もありがとうございました。
年明けの1月21日(土)・22日(日)には完成現場見学会を開催いたします。
詳しくはイベント案内をご参照ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
断熱と遮熱の重要性 越谷市Ⅰ様邸
住宅に断熱材を施工する事が当たり前になったのはいつ頃だったでしょうか。
1980年に省エネ基準が制定されました。(ちなみに私の実家昭和1985年に完工しましたが、断熱材は壁だけです)
そのあと、新省エネ基準が施行され、上記表のように国として省エネ住宅を急速に加速させています。
弊社では、発足当時から断熱の大切さをお伝えしながら家づくりを行っております。
断熱材の施工は隙間を作らない事がとても重要です。性能の話しばかり取りざたされますが、実際の施工にも目を向けてください。
さらに屋根と壁に遮熱を施し、断熱材への負担を軽減し夏の暑さ対策にも力をいれています。
屋根の垂木の間に見える段ボールの反対側にアルミが塗装されており夏の暑さを跳ね返します。
(残念ながら、国の基準に遮熱は入っていません)
この他にも、通気層の確保や断熱の考え方、サッシの事など色々な要素が合わさって本当に快適な空間を造る事ができます。
完成してからでは見る事の出来ない『断熱材の施工状況』や大切な『構造』をみていただくために、お施主様ご協力の基に構造現場見学会を開催いたします。
12月10日(土)~11日(日) の2日間
挽きたて珈琲をご用意してお待ちしております。