自然素材を活かしたオーダーメイドの家

家づくり舎ファミリー

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自然素材、ナチュラルモダンをオーダーメイドで建てる家づくり舎ファミリー。

2019年 4月

外装工事 (八潮市 A様邸)材料選定の責任

八潮市A様宅の雨漏り解決の1年後に、今度は軒下の板が剥がれてきてしまったという相談をいただきました。

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軒下に貼られた板は、化粧べニアです。無垢の木より安価で施工が容易である事を理由にこの年代の家で多く使われています。

そして、同じように剥がれている家をよく見かけます。

 

この材料は、外で使う物ではありません。屋内で使う材料として開発されました。

 

材料の選定は施工業者や設計士の業務として、とても大切な要素です。『知らなかった』や『考えなかった』では済まされませんね。

 

家づくりの素材は常に新しい物が開発され、5年前の製品が古い物又は廃盤になったりする状況です。

開発された素材の中でも、耐久性やコスト面・意匠面など色々な要素でそれぞれのバランスで作られています。

 

家づくり舎ファミリーが素材選定で大切にしている事は、20年後、30年後まで踏まえてコストバランスが良いかという事。

 

これは、改修工事であれ、新築工事であれ同じです。

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雨漏りの難しさ。(八潮市 A様邸外装改修工事)

八潮市 A様宅は、今から約1年半前に雨漏りの相談をいただきました。

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中古住宅として購入されており、購入時すでに増改築がされていたそうです。

なかなか凄い増改築をされており、第一印象では『雨漏りを見つけることができるだろうか』という不安というか難しさを感じました。

 

弊社が板金工事をお願いしているコーセー板金工業の沢田さんと一緒に、漏れている場所や漏れるときの天候等の状況を基に場所探しです。

 

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出窓の上が染みになっています。これは、この外壁材の特徴を理解せず施工している事が原因の人災です。

この材料は、壁の裏側に雨が微量ながら侵入します。壁の裏側に回った雨水が出窓の屋根に当たります。その為、出口を設ける必要があります。

ところが、出口をコーキングですべてを塞いでしまっており、水が外に出る事が出来ない。

結果として、逃げ場のない水が外壁材に染みをつくってしまう。

 

ここは、今回相談いただいた雨漏りとは違う部位ですが、せっかくなので、コーキングを撤去し出口を確保しました。

 

 

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そして、この部位が雨漏りの原因である可能性が高い場所。

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捨て谷板金の先端が腐食で無くなってしまっています。腐食で無くなっている部位の下が、受け口状に開いており雨量が多い時に侵入していたと考えられます。

腐食部分の処理と、水が回らないように加工して完了。

 

その後は雨漏りも無く、今年の超大型台風でも大丈夫でした。

 

幸いにも、1日で見つけて処理した場所で雨漏りが止まりました。

しかし、雨漏りとは本当に難しく表面だけで対策をしてもまったく改善されないケースもあります。

 

そんな時は、外壁や屋根を剥がしたりしなければならなくなります。

それでも、見つからない事もあります。

 

 

この家は、築年数が経っているので仕方がないと思いますか?

腐食はたしかに仕方ありません。

 

しかし

強引な増築方法によりつくられた捨て谷板金である事

屋根の雨がこの捨て谷板金に集約するような雨樋計画である事

を踏まえると仕方がないとは思えません。

 

家を造る素材は、日々進化しており、5年間の物が古いと言われる状況です。

一方、造る人は進化しているのでしょうか?

 

良い職人に依頼するという事は、家づくりを請け負う立場として重要な仕事の1つだと思います。

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外装のメンテナンス

築13年の家の外装改修工事をご依頼いただきました。

 

相談内容は、外装のメンテナンスと玄関庇が小さいので大きくして欲しいという事と、内装壁の張替えやトイレ器具交換でした。

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この屋根の意匠性については私からは触れませんが、この形状が屋根を作りなおすのに大きな問題となりました。

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外壁をある程度撤去して復旧しなければならないのですが、当然13年前のサイディングは無くツギハギになってしまいます。

 

色々な案を検討しましたが、最終的に外壁を漆喰左官仕上げに変更する事となりました。

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全く別の家というくらいガラっと変わりました。

 

外壁の仕上げに使っている漆喰は新築工事でも採用している光触媒入り漆喰です。

紫外線による経年劣化が少なく汚れにくい外壁は、長期的に景観を保つだけではなく将来の外装メンテナンス費用もおさえられるという事につながります。

 

家は、目先の金額だけではなくメンテナンス費や光熱費などのランニングコストランニングコストを考える必要があります。

 

家を新築される方、家を改修される方

 

ぜひ、長い目で考えてください。それが本当のローコストだと考えます。

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居室の改修工事

2階の2部屋を綺麗にして収納を充実させたいという要望から、

1つしかなかった収納を折半し

壁・天井を漆喰、

床を無垢パイン材で仕上げる工事となりました。

 

間仕切り壁と壁の一部を撤去します。

 

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写真にある奥の部屋が和室で、手前が洋室です。

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写真をあまり撮っておりませんでした。申し訳ございません。

 

弊社では、壁や天井に漆喰や珪藻土、床に無垢材をお勧めする事が多くあります。

それは、新築でも改修でも同じ。

 

なぜか!

理由は部屋の面を呼吸する材料で仕上げる事で、空気が変わるからです。

 

睡眠時間は、8時間くらいでしょうか。つまり人生の1/3は睡眠です。

人生の1/3で吸う空気を良くして欲しい。

 

そんな想いも自然素材をお勧めする理由の1つです。

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キッチンの入れ替え工事

北側の奥にある台所。

旧日本家屋の特徴の一つですね。

 

当然ですが、奥様にとっては寂しい作業場となりっておりました。

メインで使う娘さんの意向も加わり、キッチンを入れ替える事に!

 

しかし、問題なのは6帖という空間。

 

狭いわけではありませんが、普通のI型キッチンでは良いレイアウトになりません。

そこで採用したキッチンは、Ⅱ型と呼ばれるガスコンロとシンクが分かれているタイプを採用し、

広縁と台所の間にあった押入を撤去し7.5帖にする事で使い勝手の良い空間へと変わりました。

キッチンa

食器棚は既製品では難しい部分があり、造作する事になりました。

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これを実現する為に、壁・床・天井を全て撤去します。

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断熱工事も行い空間の再構築。

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壁と天井に石膏ボードを貼り、漆喰左官で仕上げます。

 

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広縁からの出入りには、造作のオリジナル戸を採用

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対面キッチンの明るいダイニングキッチンの完成です。

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洗面所の改修にも断熱工事。

引き続き、草加市M様邸改修工事現場の内容です。

 

洗面所の床は、クッションフロアで施工されておりました。クッションフロアが剥がれてきてしまった事が改修工事を行うきっかけの一つです。

 

クッションフロアでは、また剥離を起こしてしまうので、竹のフロアに変えたいという要望がありました。

しかし、そのまま、床を変えただけでは段差が出来てしまうので、下地から作りなおす必要があります。

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大引きや根太も交換し、床の断熱材をしっかりと充填します。

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日本の家で、築年数が30年を超えている物の多くは床下と天井又は屋根に断熱材が施工されていない状況です。

断熱材を壁だけ、しかも寸足らずで施工されている。悲しいぐらい無知な施工です。

 

断熱材は不要とか、断熱材が入っていると家が腐るとか、断熱材は入っていれば十分とか、壁だけで良いとか

このような、自己解釈・思い込み・偏見で施工する事が、地場工務店の衰退に大きく影響していますね。

 

省エネ法の施行は昭和54年なんですけどね~。

 

さて、話を戻します。

浴室と洗面所は、出来る限り温かくして使ってください。日本におけるヒートショック死亡者数は、交通事故死亡者を大きく上回っています。

 

M様邸の浴室は、ブロックを積み上げて施工されており異形であることと、お施主様がお気に入りの仕様である事から改修は暖房機の設置のみとなりました。

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この暖房機と床下の断熱(家全体で、ある程度の断熱工事は必要です)の効果により体にかかる負担が大きく軽減できたと思います。

 

 

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玄関ドアの入れ替え工事

1年間で数件の問い合わせがある玄関ドア交換工事ですが、施工性や制品質が向上しており、弊社としてもお勧めしている工事の一つです。

 

回りの壁やタイルなどを壊す必要が無い事

作業が2人で5,6時間程度で完成できる施工性の高さ

 

この技術開発により、コストを抑えられ費用対効果は申し分ないですね。

 

松田様邸 リフォーム玄関ドア 施工例 (1)

草加市M様邸改修工事でも、こちらを採用しました。冬の寒さ対策の1つで、他にもガラスを真空ガラスに交換する工事や屋根裏と床下の断熱工事も行いました。

 

 

弊社がお勧めしている新築住宅の断熱能力は、UA値=0.5以下のゼロエネルギーハウス基準を十分クリアした性能ですが、

改修工事でそこまで性能を上げる事は容易ではありません。

 

性能の高い家を残す意味でも、断熱性能の高い家にする断熱改修工事をお勧めするのは、建築業界の責務ではあります。

しかし、その環境を考慮し住む人にとって最善は何かを考える事も重要な事柄です。

 

既存の状況の事、築年数の事、費用の事、家への愛着、優先する工事内容など、

様々な条件を踏まえて、最善の提案をする事が新築以上に重要であると感じます。

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雨の流れ方を理解していない

以前施工させていただいた、草加市M様のご実家の改修工事をご依頼いただきました。

 

在宅リフォームである事と片付けして頂きながらの工事の為、2期工事に分けて作業する事になりました。

結果的に4期くらいになってしまいましたね。(笑)

 

ご要望の中で、既存のガレージのシャッターを車が2台入るように入れ替えたいという事があり、色々と話を聞いてみると、

屋根部分の勾配が少なく雨が溜まってしまう事や、樋が付いているが樋に雨が入っていないなど問題もあり、全体的に改修する事になりました。

 

工事内容としては、

屋根部分に勾配のとれる下地を作り防水層を作り直す工事

役立たずの雨樋を撤去し、雨水経路を確保する工事

シャッターを交換する工事

 

大きく3項目ですが、それに関わる、板金処理や外装工事下地工事、水道工事などもあるので3週間程度かかります。

 

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こんな感じの鉄骨で造られたガレージです。ぱっと見は、そんな問題があるように見えませんね。

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雨の日に上からみると水たまりがあります。防水も傷んで剥がれてます。

 

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最初の工事は、問題の雨樋を撤去し立上りの壁を造ります。これは、シャッターを上にあげる為にも必要な工事です。

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木下地で勾配を作り直して、上から防水層を造ります。雨水の逃げ道は一番低い部分に桝を設けて母屋の排水と結びます。

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シャッターを設置します。着工前にもわかっていたことですが、鉄骨が曲がっていて施工が非常に難しかったのです。しかし、職人さんの技量で無事完成。

 

IMG_2548_Rこのあと、扉回りも同系色で塗装して完成となりました。

 

今回の工事で、それなりの費用を頂戴しております。

 

最初の段階で

 

防水の勾配をしっかり確保できていたら

車の高さに対して配慮があったら

もう少し丁寧に仕事をしていたら

 

頂戴した費用の半分で済んだかもしれません。

 

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改修工事の難しさと家づくりに対しての責任

今年に入り、現場のブログを更新しておりませんでした。申し訳ございません。

昨年の後半より、改修工事のご依頼が多くブログをおこなう時間がありませんでした。遡ってのブログとなりますが、改修工事内容のブログを更新してまいります。

 

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その前に、改修工事を行った物件でつくづく実感する事があり少しお話させていただきます。

 

改修工事といっても様々な工事があります。

屋根・外壁などの外装改修

内装・床などの内装改修

躯体の強度を上げる耐震改修

暑さ・寒さの改善として断熱改修

キッチンやお風呂などの設備改修

他にも、間仕切り壁を取ったり、大きな部屋を分けたり、増築・減築など

 

ご依頼いただいた家の多くは、築20年、30年、35年などで1度や2度改修工事を行われている物件です。

 

相談いただいた後に、状況を確認し内容やご希望を伺いお見積りを行います。

しかし、足場を架けたり中の壁を撤去してみないとわからない事が多く、想定・想像しながらお見積りをします。

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弊社は、改修工事の実績もそこそこあると思いますし、木造住宅に対する知識も持ち合わせているのですが、

この想定・想像に対しては何棟やっても、どこまで知識を高めても、

毎回工事を始めてみると想定・想像を超える驚きがあります。

 

それは、過去の改修工事の方法が適切でなかったりすることが多いのですが、元々の新築当時の施工が好ましくないという事も、以外に多くあります。

 

具体的な内容は、今後更新していくブログで実例と共に紹介していく予定ですが、

そもそも、なぜこんな事がおこるのでしょうか。

 

ご存知ですか?

外装工事を主に行っているリフォーム会社に家全体を理解している建築士などが存在しない会社がある事を

ビニールクロスが剥離するのは、経年劣化だけが原因ではないと知らないリフォーム会社や工務店が存在する事を

断熱の事をちゃんと理解していないリフォーム会社や工務店が存在する事を

素材や仕様選定は イニシャルコスト・施工スピード・意匠性を重視する会社が多い事を

職人さん下請け業者さんに丸投げしているリフォーム会社や工務店が存在する事を

資格保持者だから、知識があるわけでは無いという事を

 

建築業界に携わる人間、建築士を取得している人間はもちろん『プロフェッショナル』です。

 

『プロ』なんだから知ってて当たり前!

残念ですが、そうでもありません。

 

 

『プロ』なのに、知識が無い

『プロ』なのに、技術が無い

『プロ』なのに、責任が無い

お医者さんでも、知識が無く評判の悪い人っていますよね。

美味しくない飲食店もありますよね。

つまらない小説や雑誌もありますよね。

 

でも、新築や改修工事は、駄目だったから他にというわけにはいきませんよね。

 

だからこそ、『プロフェッショナル』としての責任は社会的にも大きいのです。

 

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私たちにできる事は、手本となる『プロフェッショナル』を心掛ける事と1棟でも多くの良い家をつくる事です。

 

このブログをきっかけに、良い家を建てる、良い改修工事を行う人が増えると嬉しい限りです。

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