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改修工事の難しさと家づくりに対しての責任

今年に入り、現場のブログを更新しておりませんでした。申し訳ございません。

昨年の後半より、改修工事のご依頼が多くブログをおこなう時間がありませんでした。遡ってのブログとなりますが、改修工事内容のブログを更新してまいります。

 

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その前に、改修工事を行った物件でつくづく実感する事があり少しお話させていただきます。

 

改修工事といっても様々な工事があります。

屋根・外壁などの外装改修

内装・床などの内装改修

躯体の強度を上げる耐震改修

暑さ・寒さの改善として断熱改修

キッチンやお風呂などの設備改修

他にも、間仕切り壁を取ったり、大きな部屋を分けたり、増築・減築など

 

ご依頼いただいた家の多くは、築20年、30年、35年などで1度や2度改修工事を行われている物件です。

 

相談いただいた後に、状況を確認し内容やご希望を伺いお見積りを行います。

しかし、足場を架けたり中の壁を撤去してみないとわからない事が多く、想定・想像しながらお見積りをします。

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弊社は、改修工事の実績もそこそこあると思いますし、木造住宅に対する知識も持ち合わせているのですが、

この想定・想像に対しては何棟やっても、どこまで知識を高めても、

毎回工事を始めてみると想定・想像を超える驚きがあります。

 

それは、過去の改修工事の方法が適切でなかったりすることが多いのですが、元々の新築当時の施工が好ましくないという事も、以外に多くあります。

 

具体的な内容は、今後更新していくブログで実例と共に紹介していく予定ですが、

そもそも、なぜこんな事がおこるのでしょうか。

 

ご存知ですか?

外装工事を主に行っているリフォーム会社に家全体を理解している建築士などが存在しない会社がある事を

ビニールクロスが剥離するのは、経年劣化だけが原因ではないと知らないリフォーム会社や工務店が存在する事を

断熱の事をちゃんと理解していないリフォーム会社や工務店が存在する事を

素材や仕様選定は イニシャルコスト・施工スピード・意匠性を重視する会社が多い事を

職人さん下請け業者さんに丸投げしているリフォーム会社や工務店が存在する事を

資格保持者だから、知識があるわけでは無いという事を

 

建築業界に携わる人間、建築士を取得している人間はもちろん『プロフェッショナル』です。

 

『プロ』なんだから知ってて当たり前!

残念ですが、そうでもありません。

 

 

『プロ』なのに、知識が無い

『プロ』なのに、技術が無い

『プロ』なのに、責任が無い

お医者さんでも、知識が無く評判の悪い人っていますよね。

美味しくない飲食店もありますよね。

つまらない小説や雑誌もありますよね。

 

でも、新築や改修工事は、駄目だったから他にというわけにはいきませんよね。

 

だからこそ、『プロフェッショナル』としての責任は社会的にも大きいのです。

 

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私たちにできる事は、手本となる『プロフェッショナル』を心掛ける事と1棟でも多くの良い家をつくる事です。

 

このブログをきっかけに、良い家を建てる、良い改修工事を行う人が増えると嬉しい限りです。

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