2019年 10月
基礎の下の砕石工事を丁寧に!
さいたま市緑区三室のN様・I様邸は、基礎の下地作りに入っています。
コンクリートの下には、砕石を敷き詰めます。
この砕石の施工は、単に敷けばよいという事ではありません。
しっかりと、転圧をして締め固める事がとても重要になります。
木造住宅の総重量は、大きさや使う部材にもよりますが30t程度と言われています。その下の砕石が「ふかふか」だったら・・・
誰でも、想像つきますよね。
隠れてしまう部分の施工は、やりなおしができません。
見える部分のコンクリートだけでなく、砕石やその上に敷く防湿シートや施工に使う型枠、土台と基礎を結ぶ金物の施工など、大切な部分はたくさんあります。
実は、プロで無くてもハウスメーカーや職人の技量を見極めるポイントがあります。
ハウスメーカー・工務店などを選ぶ基準は人それぞれですが、実際に造る現場を自分の目で見て判断する事をお勧めします。
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◎『平屋が建てたい!』
このブログをご覧になった人は、そう思っているのかもしれません。
なぜ、平屋を建てたいのか?
平屋設計の経験豊富な家づくり舎ファミリーとしては、この事を少し追及してみようと考えました。
◎実際のお施主様からの意見
〇実家の2階が物置と化しており、2階が不要だと考えた
〇かわいい、かっこいい平屋へのあこがれ
〇階段が無いので、掃除など家事がしやすく暮らしやすそう
家づくり舎ファミリーで平屋を建てたお施主様は、『平屋を建てる!』という強い想いがありました。
2階なんてほとんど眼中にありませんでしたね(笑)
そんな強い想いを与える平屋の魅力って何でしょうか?
◎平屋 5つのメリット
それでは、平屋のメリットを5つの項目に分けて解説していきます。
①家事が楽になる。
家事導線の良い設計が可能で、洗濯・炊事の負担が軽減されます。掃除も階段が無いので楽ですし、お掃除ロボットも大活躍できます。
②怪我のリスクが少なく安心して暮らせる
2階が無いのですから、階段での事故が無くなります。段差の無いバリアフリー設計も容易に取り入れられる為、怪我のリスクが軽減されます。
③開放的な空間が創りやすい
全ての部屋が地面とつながる事が可能な平屋は、庭やガレージなどを視覚的に空間の一部として使え、開放的な空間が創りやすくなります。
④構造的に安定し地震や台風などの災害に強い
地震の時、背の高い建物はよく揺れますよね。3階建てより2階建て、2階建てより平屋です。風を受ける面積も少ない方が台風・竜巻などの影響が軽減されますから、断然平屋は災害に強いと言えます。
⑤メンテナンスが容易である
家は必ず外装の塗り替えなどのメンテナンスが必要です。2階建てと比べて平屋の方が外壁面積が小さくなるケースが多く、足場代や外壁塗装の費用が安くなる事もあります。さらに、建物が低いのでお施主様自らメンテンナンスも可能です。
『そうだよね。平屋いい良いね~ でもね~』
なんて声が聞こえてきそうですが・・・
◎平屋を建てたいけどあきらめる人が考える事
〇土地が狭いから建てられない
〇防犯面が心配
〇住宅地では日当たりや通風が心配
〇2階建てより割高
あきらめる前に、誰かに相談しましたか?
◎平屋を可能にする設計力
たとえば、
〇45坪の土地に4人家族が住む平屋が建ち、駐車場と庭もできました。
〇中庭を作る事で、2階建てより防犯面を強化する事も可能です。
〇日当たりと通風は、設計次第で変わります。
〇平屋が2階建てより本当に割高なのか をブログの後半で解説します。
平屋を悩んでいる方、平屋を建てたい方は
ぜひ、平屋設計の経験豊富な家づくり舎ファミリーにご相談ください。
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◎平屋は2階建てより割高になる
平屋を諦める人が良く言うセリフです。
では、本当にそうなのでしょうか?
平屋住宅間取りアイディアにもあるこの間取り。同じ部屋の数と同じ部屋大きさで2階建てを考えてみると・・・
家全体の総額建築費はほとんど変わりませんでした。
あれ、平屋の方が割高って・・・
◎2階建てと平屋を部分訳して費用を比較
〇屋根面積は 2階建て < 平屋
〇基礎面積は 2階建て < 平屋
〇外壁面積は 2階建て > 平屋
〇窓の数量は 2階建て > 平屋
〇作業効率は 2階建て > 平屋
〇総床面積は 2階建て > 平屋
総床面積に差が出るのは階段不要で、廊下が減るからです。
実は、平屋の割高というのは坪単価が割高であって、総予算はそんなに変わらないという事なのです。
◎平屋を要望する世代
平屋は老後の住まいなのでしょうか?
〇60代、定年退職を目前に安心して暮らせて体への負担が軽減できると考える。
〇50代、家事の負担を感じ家事導線の大切さを改めて認識し平屋が良いと考える。
〇40代、実家の2階が使われていない現実から2階は不要と考える。
〇20代、30代、子育て中でも将来出ていく子供たちの部屋は最低限にしてシンプルな平屋が良いと考える。
〇全ての世代共通で耐震性をどれほど高めても平屋が安心できると考える。
世代別に平屋を検討した人の実際の声を参考に、まとめてみました。
しかし、当たり前ですが20代も40年後には60代になります。
そして、家づくり舎ファミリーで。屋を建てたご家族の世代もバラバラです。
つまり、いつの時点で平屋に魅力を感じるかというだけであり、世代と平屋の要望は関係が無いという事が分かります。
◎まずは、平屋から考えてみる
家づくり舎ファミリーでは、まず平屋から考えてみる事をお勧めしています。
土地の条件により不可能な場合もあるでしょう。ただ、建築費を抑えたいという理由で平屋のメリットを諦めてしまうのはもったいないと考えます。
◎『長く住んで良かったと想える家』であること
平屋だけではありませんが、長く住んでみて初めてわかる住み心地や省エネ性・耐震性・耐久性など、将来を見据えた設計をする事はとても重要です。
人生100年と言われる時代ですから、30代で建てた家には70年間快適に住みたいですよね。
◎無駄をなくして3坪節約できれば100万円得する【平屋住宅】間取りアイデア集プレゼント!
部屋の数や部屋の大きさなど要望が一緒でも、間取りの作り方が悪いと無駄に広い家になってしまいます。その面積が3坪にもなる事もあり、総面積が増えれば総費用も増えます。
このアイデア集を読まずに平屋を建てるのは、快適な平屋が手に入らないだけで無く、お金の無駄遣になってしまうかもしれません。
平屋造りのプロフェッショナルの知恵と技を、どうぞご覧ください。
ここまでブログを読み進めていただいた方々に『家づくり舎ファミリー【平屋住宅】間取りアイデア集』を無料でプレゼントいたします。(※弊社事務所を中心に車で、一時間圏内でご検討の方に限ります)
さらに家づくり舎ファミリーの施工事例集【IE WORKS】も同封いたします。
こちらは平屋に限らず家づくり舎ファミリーが今まで建ててきた実例の一部を冊子にまとめました。
いろいろな家づくりのイメージをご覧になれます。
さらに『建てて良かった!』と思える家づくりの秘訣(家づくりを考えたら、まず始めに読んでいただきたい情報としてA4用紙27枚にまとめました)も同封いたします。
こちらは、家づくりを考え始めたらまず何から考えたらいいのか?とか、家づくりを成功させるために大事なことはなんなのか?といった考え方を実例を交えながら具体的にわかりやすく解説した情報になります。
具体的なアイデアから実例集・考え方の情報と盛りだくさんのプレゼントになります!
◎平屋住宅間取りアイデア集を見ることで解決できること
- コンパクトで実用的な平屋プランのアイデアが手に入る。
- 平屋住宅のいろいろなイメージがつかめる。
- ご自身に合う平屋のイメージを考えるための参考になる。
- 平屋の実例を見ることにより、具体的なイメージをつかみやすい。
◎お申し込みはLINEで簡単!
プレゼントのお申込みは、「家づくり舎ファミリー」のLINEと友達になってメッセージを送るだけ。
以下の『LINE 友だち追加』ボタンを押して、「家づくり舎ファミリー」と友だちになっていただき、メッセージで「平屋プラン集プレゼント希望」とお送り下さい。
すぐに折り返しお返事させていただきます。
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ご質問やご相談などもLINEで承っておりますので、お気軽にメッセージください(^o^)
さいたま市緑区三室 基礎工事
先週より基礎工事が始まりました。
まずは、先日施工した杭の天端が見える高さまで土を掘ります。
堀った土を搬出しながら、砕石を敷き詰めていきます。
家を造る工事で、適当で良い作業など一つもありませんが、基礎はとても重要な工事です。
信頼できる職人としっかりと打ち合わせを行い、状況を確認しながら作業を進めます。
上棟日を11月19日で予定しています。
基礎の工事途中も内覧可能です。興味のある方は、ご連絡ください。
和瓦の雨漏り対策 草加市 M邸
昨年に改修工事をさせていただいた、草加市M様邸で雨漏りの相談をいただきました。
押入天袋の壁から染み出ており、状況から考えて屋根からの可能性が極めて高いと考え、瓦屋さんに確認いただき熨斗(のし)瓦を積み替え、漆喰を入れ替えるという工事をする事になりました。
熨斗(のし)瓦とは、瓦の天辺にあたる部分です。
ちなみにこれも同じ漢字で熨斗(のし)ですね。
この熨斗瓦を支えている下地が泥という事をご存知ですか?
最近は違いますが、40年以上前の熨斗瓦の下地は泥で施工されています。
そして、熨斗瓦と平瓦の隙間を漆喰で埋めるという施工方法が昔から行われていました。
しかし、この中の泥が乾燥し、隙間が出来た時に漆喰にも亀裂が生じて雨漏れの原因になってしまうのです。
近年は、
熨斗瓦の下も全てこの材料を使い、その問題を解決しています。
漏れている可能性のある部分の熨斗瓦を外してみると水染みが確認できます。
この周辺を施工しました。
勾配を確認し、隙間の無いように施工します。
熨斗瓦を戻して、番線で縛り完了です。
今回、施工した部分は黒い色ですが、数日後には色が抜け施工していない白い部分と同系色になります。
9月上旬の台風の後に相談をいただき、施工をさせていただきました。
その後の日本全体に大きな災害をもたらした10月12日の台風でも、雨の侵入が確認できなかったので
一安心といったところです。
さいたま市緑区 地盤改良工事は何が良いか。
さいたま市緑区 N様・I様邸の新築工事がスタートしました。
先日の地盤調査により、地盤の強度が弱く木造2階建てを建築する場合は補強が必要という結果になりました。
地盤調査の事は以前のブログで書いております。興味のあるかたはこちらもご覧ください。
杭工事には、色々な種類があります。
柱状杭、鋼管杭、表層改良
近年は砕石の杭、シート工法、スクリューフリクションパイル工法なども
どれが良い悪いというよりも地盤に何が適しているかという事が大切だと思います。
地盤調査の専門業者に調査を依頼し、調査を基に適正な杭の方法を検証した上で改良杭の選定と施工業者の選定を行います。
至極当たり前の事ですが、そうでもない現実がありますね。
(そのことは別の機会にブログで書きます。)
今回採用した工法は、スクリューフリクションパイル工法にあたる ピュアパイル工法です。
この機会を使い、穴を開けながらコンクリートの杭を作ります。
ちょっと見えにくい写真ですが、中にコンクリートが詰まっています。
この杭の大きな特徴は、コンクリートと土を混ぜない事です。
おそらく、柱状改良杭が日本で一番施工されている工法だと思いますが、柱状改良杭はコンクリートと土を混ぜて固めます。
さいたま市緑区の地中には腐植土が出る事が多いと言われています。(この土地も実際の掘って腐植土を目視しています。)
腐植土がある場合は柱状改良杭の強度が出にくいというデータがあり、その事も考慮しピュアパイル工法を選びました。
家づくり舎ファミリーでは、何故その材料を使ったのか、何故その工法を使ったのかを、メリットデメリットを踏まえ説明するようにしています。
これも至極当たり前のはずです。