自然素材を活かしたオーダーメイドの家

家づくり舎ファミリー

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自然素材、ナチュラルモダンをオーダーメイドで建てる家づくり舎ファミリー。

2020年 8月

軒裏に使われている化粧べニヤが剥がれる理由は仕方がない事ではありません。

今から3年前に、内部の改修工事を行った野木町K様から外装修繕の依頼をいただきました。

まずは、足場を掛けます。

これから一か月半かけて外装を点検しながら修繕していきます。

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3年前は、総予算の問題と状況的に急務ではなかったので

「数年後にしましょう」というお話しでした。

 

確認も兼ねて打ち合わせに行くと、軒裏の化粧ベニヤ黒く変色。

このまま進むと、一年も経たずに化粧べニアが剥がれはじめてしまうかもしれない状況でしたので、丁度良いタイミングでしたね。

 

 

ところで軒裏に使われている化粧べニアですが、

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こんな感じに剥がれている家を見た事ありませんか?(これはK様邸の写真ではありません。)

原因は、雨漏りであったり結露であったりするのですが・・・

 

そもそも、この材料は外部用では無いです。

水に弱いべニアを外部で使ったら、剥離してしまうのは当たり前。

これは、経年劣化で仕方ない事では無く、建築会社の選定ミスなのです。

せめて、塗装などで補修できれば良いのですが、剥がして作り直さなければなりませんので修繕費もそこそこかかってしまうんですよね~

 

ただ、ここまでなるのに30年以上かかるので責任追及は難しでしょう。

 

ちなみに、K様邸の化粧べニアは剥離まではしてませんでした。

換気ガラリが付いていた事と、瓦屋さんの技術力が高かった事が理由だと思われます。

 

同じ素材でも、作り方で耐久性は変わりますので、

改修工事でも新築工事でも施工の質はとっても重要ですね!

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建物の配置を図面だけで決めてはいけません。

9月中旬より着工予定の東松山市M様邸新築工事現場において、位置確認用の地縄を基礎業者の小林土木さんと一緒に行いました。

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8月30日に現場で、お施主様と配置確認を行います。

 

配置確認ってするの?と思う人もいるかもしれませんね。

 

配置の検討は設計士が行います。

色々な状況を考慮して考えられています。(そのはずです・・・)

 

しかし、多少敷地に余裕があったりすると理由が曖昧で、なんとなく配置されている事だってありますから、配置の根拠を設計士に聞いてください。

 

そして、その後が重要です。

設計士の配置根拠が自分たちの生活に合っているかどうかを考えてください。

 

例えば、西側を60cm開けた事で東側が4.0m空いた配置図が出来たとします。

駐車場としては、車を停めて横を歩く事を考えても3.5m~3・8mでも広い方ですよと説明を受けたとき、

それじゃあ 東を3.5mにして西側を広く空けようと変更しました。

実際に住んでみて、車から降りるとあまり広く無いと感じる。

 

たしかに、3.5mの駐車場は余裕があります。しかし、運転の苦手な人は助手席側を大きく空けて駐車したりします。

すると、3.5mでもドアが全開しません・・・ なんて事も!

 

感じる感覚は人それぞれ違います。設計士への信頼は重要なのですが、【お任せ】は良くありません。

 

自分の生活を創造し、実際の現場で確認する事をお勧めします。

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高気密高断熱の住宅は、夏本当に涼しいのか?

高気密高断熱の住宅は夏涼しいという情報がインターネット上にも多く見られます。

では、本当に夏涼しいのでしょうか?

 

結論、高気密高断熱の住宅というだけでは夏を涼しく過ごすことは出来ません!

 

高気密高断熱といえば、『夏涼しく冬温かい』というキャッチコピーが浮かぶと思います。しかし、高気密高断熱は冬温かいは、ほぼ正解ですが、夏涼しいは間違いです。

 

間違いどころか、夏の室温が外気温より大幅に高くなってしまい、エアコンをフル稼働させても、暑くて居られないという可能性もあります。

 

 

 なぜ、そんな事になるのかと言えば・・・

太陽と真っ向勝負しているからです。

 

言い換えれば、太陽と上手に付き合う事が出来れば、高気密高断熱の住宅は夏涼しく過ごすことが出来ます。

 

夏の太陽と上手に付き合う方法は、【日射遮蔽】

日射遮蔽とは、文字通り、太陽の日射を遮蔽して室内に取り込まないようにする事です。

 

それでは、窓を小さくしたり、少なくすれば良いのでしょうか?

答えは△です。

 

冬は夏と違い日射を室内に取り込んだ方良いので、安易に窓を小さくしたり、少なくしたら・・・

高気密高断熱の住宅でも寒く光熱費のかかってしまいます。

 

冬は取得できるけど、夏は遮蔽するという考え方がとても重要です。

 

 

 太陽光の角度変化を利用する

太陽の高さは、夏には高く冬は低いですよね。

例えば、

一番低い 12月22日(冬至)は、31.5°

一番高い  6月22日(夏至)は、78.5°

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この角度変化を利用する事で、冬に日射を取得し夏は日射を遮蔽できるのです。

 

ここまでの話は、知っている人も多いでしょう。

 

しかし、これだけでは万全ではありません。

 

 

 南は、本当に南?

方位には磁北(じほく)と真北(しんぼく)があり、それぞれ違い北を指しています。

約7.2°違います。(詳しくは国土地理院のページをご覧ください。)

 

太陽の位置を知るには、真北を知る必要があります。

前述で、太陽光の角度は、真北(しんぼく)方位で示す南で考えたときの角度です。

 

当然 磁北の時は、角度が変わります。

さらに、南として考えている面が南西や南東であれば、この角度検討は役に立ちません。

本当の南を知る事がとても重要なのです。

 

 

 夏は、西と東の日差しを考慮する

日差しは、西からも、東からも、北からも入ります。

 

特に夏の西日は強力。しかも夕方は、横から日差しが入る為に庇は役に立ちません。

(※近年は、夏の朝も暑いので東からの日差しも遮る事をお勧めします。)

 

色々な解決方法があります。

〇すだれ・よしず・サンシェードを掛ける

〇緑のカーテン(ゴーヤ・朝顔など)

〇ガラスを遮熱ガラスにする

〇窓を小さくする

〇窓を設けない

 

どれも正解ですが、1つ注意があります。

 

『ガラスを遮熱ガラスにする』を過信しすぎないという事。

 

どんな性能の高いガラスで遮熱しても、熱は伝わります。

 

この言葉に注意しましょう!

 

『西日は、遮熱ガラス使っているから問題ありません』

そして、大きな窓を設ける。

 

これが、高気密高断熱の住宅が夏涼しくないと言われてしまう原因です。

 

西と東の日差しで説明しましたが、庇などの効果が無い南側の窓も同じ事が言えます。

 

地球をこれだけ温める事が出来る太陽の力を甘く見てはいけません。

 

 

太陽の位置を把握して、建物の向き、位置、形状、窓の位置と大きさ、ガラスの種類(日射遮蔽・日射取得)を考慮した設計を高気密高断熱で造る事が出来て、

「高気密高断熱の家は夏を涼しい」と言えます。

 

 

家づくり舎ファミリーでは、計画地の近隣状況も考慮しシュミレーションソフトを使って設計を行います。

 

太陽の位置は、真北方位と近隣環境がわかればシュミレーションソフトを使い正確に把握する事が可能です。日射遮蔽・日射取得を考慮した家は、家の性能を最大限に発揮して住み心地の良い省エネ住宅となるのです。

 

家の性能は、とても重要です。

しかし、性能だけではなく太陽に素直な設計をする事も同じくらい重要です。

 

弊社の家づくりに興味がございましたら、まずはミニセミナーを聞いていただく事をお勧めします。詳しくは、こちらをご覧ください。

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2020年8月9日

埼玉県東松山市 畑だった土地の地盤調査。

埼玉県東松山市の新築工事現場にて、地盤調査を行いました。

東松山インターの近くに位置する少し高台な土地、そして元々は畑という土地、現場の状況・環境を考えると良質な地盤である印象があります。

しかし、実際には調査しないと本当のところはわかりません。

 

地盤調査の結果は?

水害・震災を受けにくい良好地盤でした。

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以下が、調査結果の考察です。

当調査地は台地上位面に位置しており、主な土質構成は粘性土が主体となっており、概ね安定 した地盤性状でしょう。

台地の地形特性は低地よりも形成時期が古く、一般に高い位置にある ものほど形成時期は古い。

台地分類は高位、上位、中位、下位、低位面の5段階に分類されて います。低地に比べ、河床からの比高が大きいため、

水害を受けにくく、良好地盤のため震災 を受けにくい地形です。

旧版地形図上からは、同地形上に集落が確認できる事から、古来より 概ね安定した地形性状である事が伺えます。

 

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この考察を出す為に行う作業は、スウェーデン式サウンディング試験だけではありません。

 

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実際にハンドオーガボーリング調査により実際の土を確認したり、旧版地形図などの確認もしています。

 

以前ブログで書いた

スウェーデン式サウンディング試験だけの地盤調査は危険です。もご覧ください。

 

 

地盤を知る事の大切さ

家づくり舎ファミリーでは、性能をしっかりと担保する事が長い目で考えたときに一番のローコストになるという事をお伝えしています。

そして、その家が建つ地盤に関しても信頼性が高い調査が必要だと考え調査会社を選定しています。

 

地盤改良杭を施工した事により、不動沈下してしまうという事故も発生しています。

それは、スウェーデン式サウンディング試験で判断された土質と実際の土質が違う事が原因と考えられます。

なぜ、実際と違う事が起きるかと言えば、土質は憶測判定だからなのです。

土質は掘らないと、わからない!

 

でも、お金と手間がかかるから掘らないんです。

その差額は5万円

 

この差額・・・  私は安いと思います。

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