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基礎の造り方、設計と職人双方の『こだわり 』

宮代町O様邸の基礎工事では、耐圧板のコンクリート打設が完了しております。
 
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家づくり舎ファミリーの基礎は、立ち上がりの部分を極端に減らしていまして、それには理由があります。
 
床下換気システムの『澄家』を採用しており、床下の空気が滞りなく循環する為なんです。
 
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ところで、弊社の基礎をお願いしている小林土木さんは型枠にコンパネを採用しており、これは弊社からの指示では無くて、昔から小林土木さんの『こだわり』なんです。
 
最近では基礎の枠は金属製が主流です。金属製枠にはメリットがありまして、
①枠組みが簡単で施工性が良い
②基礎の表面がツルツルして綺麗に見える
③枠の使い回しが、何回もできる
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しかし、そのメリット以上に気になって採用しない『こだわり』が、
①セパレートと呼ばれる金具が基礎の中に残る
②企画寸法からズレる基礎の時に調整枠などを使う為に少し段差ができる
③耐圧板と立ち上がりの間のセパレート金具の隙間からコンクリートが少しこぼれる
とても納得出来る『こだわり』です。
そして、これは昨年亡くなった先代から息子さんが引き継いだ想いです。
 
職人とは、自分の仕事に『こだわり』を持ち、妥協せずに最善の施工を追求する人の事だと思います。
 
 
 
最近では職人ではなく、作業員が増えていると感じていて、
将来が不安
 
弊社の職人の年齢は、40代から50代と私と同世代が多いです。
今は、とても良い職人が集まっていると自負しておりますが、私も含め歳を重ねて、30年以内にはみんな引退している事でしょう。
私の大きな目標として、家づくり舎ファミリーの永続があります。
それには社員だけでは無く職人の安定も重要
 
会社の信念だけで、良い家は出来ません。
 
その信念を具体化する職人技と職人魂が必須なんです。
だから
作業員ではなく職人に施工をしてもらう事を20年、30年先も考えて準備して行かなければなりません。
 
そんな職人に
「家づくり舎ファミリーの仕事をしたい」って思われるような環境を維持して行かなければと、
そんな内容を
現場で小林土木さんと1時間以上話し込んでしまいました。
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