大切な『我が家』の維持管理費として、外装の塗り替えやビニールクロスの張替、住宅設備機器の交換などをされる方が多いかと思います。
外気温度が0℃の時に室温が5℃以下の家は損をするかもしれません。
このような環境の家では、冷暖房費が年間で18万円くらいが想定されます。
断熱性能を上げる事で、冷暖房費が年間6万円削減できるとしたらどうでしょう?
30年間での冷暖房費は、6万円×30年=180万円
それだけじゃない電気代は年間2%~8%上がり続ける可能性があります。
この10年で電気代は2%程度上昇しています。さらにインフラが2%で続くとしたら・・・
- 6万円が年間2%上昇を続けると30年間で2,432,085円に!
- 6万円が年間4%上昇を続けると30年間で3,365,096円に!
- 6万円が年間8%までになってしまったら、6,796,993円?
このお金を断熱改修に充てる事で、快適性と健康が手に入ります。
さらに、
30年以上住むのであれば、もっとお金が出ていきます。
家の中が危険な日本
冬の寒暖差によりヒートショックでの死者数は、年間1万7千人と交通事故死者数の4倍以上
夏の熱中症による緊急搬送数は9万人、そのうち4割の3万6千人が建物内
室温が16℃を下回ると免疫力が低下するという事実
断熱の改修工事って・・・いくら?
「それじゃあ、断熱工事費っていくらなの?」って思いますよね。ここが難しいところでして、家の大きさや状況に加え、どこまで断熱性能を上げたいか、上げられるかで価格は大きく変化します。
最低でも300万円、状況や希望によっては新築建てた方が安い場合があります。
断熱改修工事は、断熱を熟知した建築士が所属する新築工事も請け負う工務店がお勧めです。
弊社を勧めているような文章で恐縮ですが、理由があります。
断熱施工の費用と効果検証し最善を提供してもらえるから。
断熱施工の知識を持った建築従事者はとても少なく、リフォーム専門の会社には建築士が所属していない事もあります。
そして、
断熱施工は気密施工や結露検討などを怠ると家と人の寿命を縮めてしまうから
ぜひ、「任せてください」という言葉だけではなく経験値を確認してください。
マンションリノベーション工事も実は同じ!断熱改修を計画しましょう。
実は寒いマンションでは、結露やカビの臭いに悩んでいる人がたくさん。
中古のマンションを購入し、フルリノベーションを考えている方も多いかと思います。意匠性も大切ですが、快適性はとても重要なんです。
意匠性・機能性に加え、快適性を生み出す断熱施工も考えてください。
だから、
マンションリノベーションでも断熱知識がある建築士が所属する工務店をお勧めします。
新築でも、戸建てでも、マンションでも省エネ住宅・エコ住宅にするなら高気密高断熱を造り続けてきた建築士や工務店を探しましょう。