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耐震等級3住宅は地震保険(火災保険)の保険料はどのくらい割引になるのか?

住宅が完成した時にほとんどの人が入る火災保険ですが、年々地震保険を付随する人が増えており、火災保険の付随(新築時)としてでは、加入率60%と言われています。

 耐震等級3住宅は、火災保険の割引はありませんが付随する地震保険で割引を受ける事が可能です。

地震保険

 

等級別の割引率

耐震等級3での割引率50%

 耐震等級2での割引率30%

 耐震等級1での割引率10%

 

 

つまり、

2000万円の家に対して支払う1年間の地震保険費用は

32,000円 ⇒(50%割引) = 16,000円です。

 

 

総額で考える

でも、家って1年間しか住まないなんてことありませんよね。

仮にローン返済期間中、掛けると考えると最大35年間

32,000円 × 35年 = 1,120,000円

が割引無しでの総支払額です。

 

 

耐震等級での比較(35年分)

耐震等級3の場合 

1,120,000円の50%OFF= 560,000円

耐震等級2の場合 

1、120,000円の30%OFF= 784,000円

耐震等級1の場合

1、120,000円の10%OFF= 1,008,000円

※耐震等級1と3では、

448,000円も差があります。

 

この計算は年払いです。5年分を一括で払うと更に8%の割引があるので支払方法も検討してみてください。

 

 

地震保険の費用は変化しています。

地震保険は2019年1月に埼玉県地区では14.1%値上がりしました。

1年間あたり27,900円 ⇒ 32,000円(1000万円の保証)

 

耐震等級による割引率は2014年7月以降改定されました。

耐震等級3 30% ⇒ 50%

耐震等級2 20% ⇒ 30%

耐震等級1 10% ⇒ 変更無し

 

熊本の地震や今後の大地震の可能性を考慮し、地震保険は上がっていきましたが、注視すべきは、熊本の地震の後でも耐震等級による割引率は変更が無いという事。

熊本地震で耐震等級3の家は被害が無かったという事実が耐震等級3は倒壊する確率が低いという裏付けになっているからだと考えられます。

 

 

保険適用には耐震等級3である証明書が必要!

耐震等級3を証明する方法は、建築会社さんのパンフレットや設計図書ではダメです。

例え、構造計算していても、国が定めた証明する書類を取得しなければなりません。

 

証明する方法には、性能証明書と評価証明書の2種類があり、申請には費用がかかります。

詳細は、以下のブログをご覧ください。

耐震等級3の性能証明・評価証明の申請費用・検査費用はいくらかかるのか?

 

 

耐震等級3で建てた家は地震保険が不要なのでは?

震度7の地震が2回続くという過去に例がない大地震でも倒壊しなかった耐震等級3なら地震保険不要なんじゃないかと考える人も多いと思います。

しかし、地震による火災は火災保険の適用外となり、地震保険に加入していないと保証が無いという事をご存知でしょうか?

 

例をあげると、

キッチンの調理中に地震が発生して火災が起きた場合です。

これは『もらい火』であっても一緒で、お隣の家で火事が発生して火が移った場合、火元のお隣は保証する義務が無いので自分自身で保険を使わなくてはなりません。その時の出火原因が地震であれば火災保険は適用されないのです。

 

さらに、地震でお隣が倒壊して家が破損した場合も地震保険でないと保証されません。

 

 

地震に強い家を造っても立地が大切

例え耐震等級3の家が地震で倒壊しなくても、近隣が古い家であるとか密集地の場合は、自宅だけが強ければ問題無いという訳にはいかない可能性があります。

環境を考えて家づくりの計画をするという事も設計の大切な要素ですね。

中庭パース

 

家づくり舎ファミリーの提案

家づくり舎ファミリーでは、耐震等級3の家を推奨するだけでなく色々な可能性を踏まえながら家づくりの設計を行っています。

ミニセミナーや家づくり相談会、なども行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

私たちは、木構造マイスター準1級の有資格者です。

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2020年5月7日
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