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リフォーム工事こそ、設計士の力が必要です。

改修工事は 本当に難しいというか大変というか、神経使いますね。

大工さんの知恵もお借りし、野木町のK様宅改修工事も今月中には完成できそうな見通しが立ってきました。

 

玄関と客間には 桜の木(無垢材)を貼ります。無塗装品なので、真っ白ですが自然塗料で仕上げると優しい赤身の色合いに仕上がります。

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近年、空き家問題も取り沙汰され、新築需要も下がっています。その影響なのか、リフォーム会社が増えたり地場の工務店がリフォームを請け負っている事が多いように感じます。

 

弊社でも、リフォームの仕事が増えております。(リフォームはほとんどがご紹介ですね)

 

 

現在、工事中のK様宅は 昭和59年に建てられた家です。建築基準法などの問題で、耐震が不足していたり、断熱不足などもあります。

しかし、それだけではありません。この時代は、家は建てれば売れました。人手が足りず、技術が足りない職人も一人前の仕事をしないと 需要に供給が追い付かなく 半人前の職人や無知な会社がたくさん出来た時代になってしまったように思います。

 

そんな人達が造った家には、技術・知識・配慮が足りません。

この不足部分を補う事も考えてリフォームをしないと、家の延命には繋がりませんよね。

K様宅は、技術はありました。工務店としての知識・配慮もありました。でも設計士が考える知識と配慮は足りませんでした。

 

この時代は、断熱材を軽視し、自分の技術を優先する為に、軽視している部材の質を下げたり、使い勝手をあまり考えていない傾向があります。

さらに、20年後、30年後の事も考えてないように思います。

 

もちろん、私なんかが足元にも及ばないくらい、考えている家もたくさんあります。

 

 

 

良い家なのか、悪い家なのかって 表面だけではわかりませんよね。

 

リフォームだから、設計士は関係ないと思われる方も多いと思いますが、リフォーム工事こそ設計士の知識・配慮が必要だと思います。

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